A BAD FRIEND 平成15年
2月7日
ああ言わなくても
   交遊録
BAD15
これがオイラのバカ・トモダチだ!
アブナイ面々

知る人ぞ知る、知らない人は誰も知らない
トライアスロン&マラソン・チーム、

アブナイ連中ばかり集まったのでその名がついた。
ひとりひとり紹介しようと思ったけど、面倒くさいので
まとめちゃう。
ヤマちゃん、いーだちゃんはすでに紹介済み。
bad11のかなざわと、金子農園のきみちゃんも仲間だ。


ともちゃん
男じゃない。女だ。
バイクの練習をしていて、途中、公園のトイレに駆け込んだら、
「ダメダメ、こっちに入っちゃ。あんたはあっちでしょ」と
掃除のおばさんに怒鳴られた。
「頭に来ちゃうわ」とプリプリ。
千葉の国道を、車のタイヤを引いてバリバリ走っている
オトコのようなアブナイ女を見かけたら、こいつだ。
橋本聖子に負けて、オリンピックは逃した。
惜しかった。
ここ数年は、イタリアの自転車レースを転戦している。


いしかわちゃん
レースの当日になると決まって、腹が痛くなる。
薬を飲ませたり、励ましたりでさんざん
みんなの手を焼かせる。
それなのに、
ドンと鳴ると飛び出し、
いつもいちばん先にゴールして、着替えて、
カメラを構えて待っている。
「もう、待ちくたびれましたよ。みんな何してたんですか」
ゴールすれば直る病、の持病を抱えた、アブナイ男だ。


あらいちゃん
トライアスロン初レースの前夜、宿でアドバイスした。
「スイムから上がったら、とにかく時間をかけてゆっくり
着替えること。分かったな」「ハイ、分かりました」
当日、スイムから上がったら、その通りどっかり
座り込んで着替えてた。
オイラ、その横をすり抜け、お先にと失礼した。
マラソンでも、いつもゴール前で一緒になるが、
「抜くなよ」と言うと、絶対、オイラの前には出ない。
律儀な男だ。
律儀すぎて、ちょっとアブナイ。
いま、中国へ単身赴任中。


まきちゃん
精神科の医者だ。
「トライアスロンをやろうという人は、それだけで十分、
フツーじゃないです」と言う。
なるほど、そうかもしんない。
お前がいい証拠だ。
夏はトライアスロン、冬はスキー。
その合間に登山も、スキューバダイビングもやる。
しょっちゅう、「本日休診」。1年中、遊びまくってる。
それだけで十分、フツーの医者じゃない。
ヒマラヤ遠征にもドクターとして何度か同行、
雪山で遭難し仲間が次々死んで行く中で
壮絶に生き延びた経験を持つ。
「金子さん、たまには遊びに来てくださいよ」
「やだよ、精神科の病院に遊びに行けるかよ。
知ってる人に見られたらヤバイじゃねえか」


ぬまちゃん
ボディビルで鍛え上げたカラダは、でかすぎて
トライアスロンやマラソン向きではない。
でも、走る。走っては倒れる。
オイラが知っている限りでは、レース中、
5度、救急車のお世話になっている。
最もアブナイ男だ。
香港へ行ったきり消息を絶っていたが、
ことしになって、アメリカ・ジョージア州に
住んでいると連絡が来た。
「ときどきレースに出てます」と書いてあった。
アメリカの救急車は乗り心地がいい、
とは書いてなかったが、多分、向こうでも
乗ってるんだろうな。


なかじま
昔からずっと、スローライフを実践している。
レースでは、いつも一人だけ帰ってこないで、
みんなを心配させる。
毎度、時間切れで、収容車に運ばれてくる。
折り返し点を過ぎてすれ違うと、必ず、
収容車の直前を走っている。
「金子さん、がんばって」
「お前が、がんばれよ」
青梅マラソンでは珍しく収容車に乗せられないで
帰ってきた。
「トイレに行ってたら、収容車に追い抜かれちゃって…」
だって。
のんびり構えてるので、一生独身を通すのかと
思っていたら、いきなり、国際結婚して
みんなを驚かせた。
アブナイのか、安全なのかワカンナイ
アブナイやつ。


くらちゃん
初めは、花の応援団長だった。
カラダも、声もでかいから、応援されると
みんな元気が出た。
何があったか、ある日、突然走り始めた。
アブナイ女だ。
毎週、各地のレースに出場。わが倶楽部の
駅伝のメンバーにもなった。
ほかの選手がごぼう抜きした分だけ、ごぼう抜きされ、
いつもレースを盛り上げてくれた。
いまは子育てレースに奮闘中。


ゆかり
女優。
舞台で活躍。ときどきテレビにも顔を出す。
昔からアブナイ役ばかりで、いつも殺された。
このごろ、やっと
いい役をもらえるようになった。
初マラソンがいきなりホノルル。
で、走りに目覚める。
女優らしく、なまめかしいパンツで走る。
☆☆
ほかにもいろいろいるが、きりがないのでやめる。