OH !JAPANESE オドロク尾戸録
声に出して言われてもワカラナイ日本語
その29
〔いっちょく〕
一度、どこかで書いたことがあるのだけど、この、「いっちょく」には戸惑った。
ゴルフ場の造成現場でアルバイトをしていたときのこと。夕方5時の時報が鳴ったので、スコップやそのほかいろいろ使った道具を片づけていたら、責任者が、「かんまんて、いっちょこうで」と言ったのだ。
 かんまんて、いっちょこうで。これを早口で言われたらわからないよ。
 よーく説明されればもちろん、わかる。かんまんては、構わないということ。いっちょくは、放っておくという意味だ。つまり、「いいよ、いいよ、そのままにしておこうぜ」ということ。おおざっぱで、いい職場だった。  

バアサマの言い伝え(暮らしの知恵・格言集)
柿の葉は塩抜きにいい。
 
もともと柿の葉っぱは殺菌力があると言われているが、たけのこ、わらび、魚など塩漬けしたものを水に戻す際に、柿の葉を入れると効果的なのだという。それはそれとして、今の季節、柿の落ち葉を見つけるのが楽しくて毎年、拾い集めて来ては部屋に飾る。ことしは冷凍庫に入れて保存してみた。柿の葉っぱの色、これがいいんだよね。