OH !JAPANESE オドロク尾戸録
声に出して言われてもワカラナイ日本語
その34
〔…、しね!〕
 テレビの「新婚さんいらっしゃい」を見ていたら、確か山口県の人だったと思うけど、何かしゃべった後に、決まって、「…、そ!」と言って、司会の桂三枝を笑わせていた。その話を遊びに来た友だちに話すと、「ぼくは島原に行ったとき、会った人が、話すたびに決まって最後に、【…、しね!】、というので気になって仕方なかったですよ」と話してくれたので、…、死ね!はキツイよなあと笑った。
 島原に知り合いがいないので確かめてないのだが、島原方言独特の語尾表現で、そう言うのかもしれない。尾戸では聞いたことがないが。でも、松山の〜なもし、とか、博多の〜ってくさ、などがあるし、〜しね、があってもおかしくないとは思う。言われたほうはびっくりするけどなあ。たとえば、「あんた、銀行に勤めてるとね、しね!」「おまえさん、もう帰るのか、しね!」「この酒が飲めないのか、しね!」と言われたら、ぎくっとするよね。以来、その友だちとメールを交換するたびに、必ず最後に、「…、しね!」と付けることにしている、しね! 

バアサマの言い伝え(暮らしの知恵・格言集)
家の軒先に竹竿を立てちゃならん。
 
葬式の時、竹を軒先に立てるから、縁起が悪い。ちなみに、横にしておくならよいのだとか。