DOCUMENT 都会の常識 田舎の非常識
	田舎暮らしを夢見る人へのQ＆A
	７９　海の見える食堂
	Q７８１：おお、できましたね。	A７８１：うん、ぼちぼちやってるから、なかなかはかどらないけど。
	Q７８２：流し台もガステーブルもできて、洗面台もできましたね。調理場もちゃんとしきりができて。すごいすごい。	A７８２：みんな中古のリサイクルで。あ、ガステーブルはいちばん安いのを買ったけど。このしきりは、捨てられる運命にあったドアだからね。その手洗いもそう。換気扇のフードも買えば高いから自分でつくった。
	Q７８３：みんな自分でやったんですか。	A７８３：おおむねそうだけど、友だちもいるから加勢してもらって。
	Q７８４：プロパンもあって調理も出来るんですね。	A７８４：。そう。保健所の人からカフェより一般食堂のほうがいいと勧められて、やり直したのよ。
	Q７８５：。じゃ、コーヒーだけじゃなくて、手作りケーキなんかも出せるんですか。	A７８５：そう。酒も出せるんだよ。ま、そこまでやる気はないけどさ。でも、一応許可だけは申請しておこうと。何かあって仮に出してもクレームがこないようにしておけばね。
	Q７８６：いま、そこですれ違ったのは、じゃあ、保健所の人ですか。	A７８６：。事前相談に来てもらって。そしたら、調理場の面積とかその他もろもろみんなこれで大丈夫だと。あとは、来週、申請の書類を出せば、調査に来てくれてそれで許可が下りると。
	Q７８７：じゃ、年内にオープン。	A７８７：そうね。
	Q７８８：そうか、民宿に次いでこんどは食堂ですか。	A７８８：こんどは食堂のオヤジ。
	Q７８９：体がいくつあっても足りないじゃないですか。	A７８９：いや、だから、そんなムキになってはやらないから。だって、いまさらショーバイしたってしょうがないじゃない。ところで、どう、コーヒーのむ？　手作りケーキもあるけど。
	Q７９０：あ、、いつもすみません。	A７９０：ハイッ！　コーヒーにケーキ。セットで５００円いただきまーす！

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