自給自足・半農半漁・晴耕雨読の物語
自給自足で


48 石窯でパンを焼く (初めての石窯パン)

庭に手づくりした石窯で、
食パンを焼いてみた。
生地づくりはオーブンで焼くときと同じ。
生地づくりをしている間に
薪で窯を暖める。
約1時間半ほど、がんがん火を焚く。
できたての窯から湯気と、
ひび割れした隙間から煙が上る。
その隙間に、水でドロドロに溶かした赤土を塗る。
炭焼き窯と同じ要領だ。


頃合いを見計らって、薪を掻き出し、
窯の床を濡らしたモップできれいにする。
水分がバッとを蒸発するので、
扉を閉めて5分ほどおく。
そして扉を開けて、手早く材料を入れる。
あとは待つだけ。
途中で開けてなかをのぞきたくなるが、
ここは我慢する。


食パンなので、焼き時間は30分。
さて、扉を開ける。
ジャジャーン!
と言いながら開ける。
あれー!?
なんか、白っぽい。
窯の温度が低いのか。やっべー。
ふたを閉めてあと15分追加。


再びオープン。
うん、少しはよくなった。


食べる。
うん、なかなか。
でも、もうちょっと焦げるくらいのほうが…。
まあ、70点というところか。

初めてなので、窯の温度の見当がつかない。
なので、焼く時間が分からない。
これはおいおい慣れていくしかない。
何度か焼いてみて窯の性格が分かってくれば、
モンダイは解決するはず。
そうしたら、
田舎パンや、ピザも焼いてみよう。