自給自足・半農半漁・晴耕雨読の物語
自給自足で


70 テーブルと椅子づくり (檜の丸太)

田舎暮らしを始めてすぐ取り組んだのが、
炭焼きだった。
その炭焼きの原木を伐るのに山へ入る。
山へ入っているうちに、炭焼きには適さない丸太も
手に入るようになった。
そのまま捨ててしまうのはもったいないので、
木工を始めたら、ハマってしまった。
最初に作ったのが、庭のテーブルと椅子だった。
檜の丸太をチェーンソーで刻んだ。

檜は腐りにくいのが特徴。
庭のテーブルと椅子も、雨ざらしで、
12年もった。
12年経ったら、さすがに、
湿気の溜まりやすい合わせ目がくたびれてきた。
で、作り替えることにした。

板は、腐った部分だけを取り除き再利用。
丸太は、新しい檜が手に入ったので、
それを刻んだ。
一銭もかからないで、
新しいテーブルと椅子が、完成した。


この椅子に座って海を眺める。
王様になった気分だぜ。