平成18年3月2日 Vol 137
よかさ!
相互リンクはごめんなさい
 それなりの対策を採っているので、近頃、迷惑メールに悩まされることはなくなったが、それに代わっていまは、相互リンクの申し込みにネを上げている。週に2〜3件の申し込みがあって、困り果てている。
 昨今、田舎暮らしブームはとどまるところを知らないと見え、それに応じて、田舎暮らしに関するホームページが急増している様子。そこで、あっちからもこっちからも、HPを立ち上げたので相互リンクをしてほしいとの申し込みが殺到しているというわけ。
 以前は、言われるままに応じていたのだけど、あまりに多いので、やんなっちゃった。で、ぜんぶ整理してきれいにした。
 知らない人からでもメールをもらえば、一応、礼儀なので返事は書いているが、いちいちその時間を取られるのがいやなので、ここにまとめて書いておきます。
 
☆当HPはリンク・フリーですが、相互リンクについては、現在、友人知人のみに限らせていただいております。悪しからず。
 
 昔から父ちゃん、ひととつながるのが苦手で、群れるのも嫌い。そんなところから変わり者、変人と言われてきたけど、何を言われようと、個を大事にしたいんだよね。自分の時間を大事にしておきたい。自分の時間を自分の望まないところでとられるのが嫌なのよ。ろくに知りもしない人と無理して手をつながなくてもいいの。そんなだから、付き合いにくいと言われているんだけど、それでも、ちゃんと親しい友だちはできる。だから、それでいい。
 ハンドルネームとか言って、本名を名乗らないでおいて、それでお付き合いをしたいと言われたって、そんなのしたくない。いまどき、古いやつだとお思いでしょうが、古いやつこそ古い考えなんでございます。
 
がらくたは宝物
 そんな古い変わり者と、間違って友だちになっちゃったのが東京でマスコミ関係の仕事をしているM。こんど、自分の事務所が移転すると聞いたので、そのMにメールを出した。「引っ越しとなれば、いらないがらくたがいっぱい出るだろ。捨てるモノがあったら何でもいいからこっちへ送ってくれ」。
 すぐさま、ダンボールが3箱も届いた。続けて翌日4箱も! 翌々日も2箱! 開けてびっくり。がらくたなんかではなく、面白そうな本が山ほど。東京から図書館がやって来たって感じ。悪友だけに、こっちの好みをちゃーんと知っている。ひとつも無駄がない。面白そうな本ばかり。
 いままで、月に少なくても2回は町の図書館へ行って、まとめ借りをしていたのだけど、興味を引く本がどっさり届いたので、しばらくは図書館へ行かなくて済みそう。きょうも、風で漁ができないので朝から読書。当分は、晴耕雨読ではなく、「晴読雨読」の日々になりそう。部屋中、本の山。で、ついに本箱をつくった。 

働くだけが人生か
 12月はみかん採りと、なまこ漁で忙しかった。1月はなまこ漁と、うに漁で明け暮れた。2月に入ってからはずっと、もずく漁の日々。毎日、働きづめ。休むヒマもない。
 ジョギングも出来ない。自転車にも乗れない。ピアノも弾けない。サックスも吹けない。山へも行けない。温泉にも行けない。もう、くたくた。これが田舎暮らし? これがスローライフ?
 というわけで、3月は、「読書月間」と決めた。読む本は、悪友に送ってもらったので山と積んである。その前にも、別の友人から分厚い本を3冊送ってもらってるので、これも読まなければならない。いや、読まなければならないのではなく、読みたいのだ。
 暖かくなれば、どうしたってカラダが走りたくもなるし、自転車にも乗りたくなる。これまた忙しい。どうして、のんびり構えられないのだろうか。
 そんな折、定年退職した昔の仲間から、メールがいくつも届く。
「やることがなくて困ってる」
「暇をもてあましている」
「なんか面白いことないか」