平成19年5月15日 Vol 154
よかさ!
パソコン騒動。
 はい、この度は大変ご迷惑をおかけしました。(ぺこり)、ごめんなさい。
 実は、この過疎の琴海尾戸町にもようやく高速通信・光ファイバーがやって参りまして、これはもう待ちに待っていたものなのでパクリと食いつきまして、つまりプロバイダの変更をしたわけでございます。で、ホームページをそっくり引っ越ししようと自分であれこれやっていたのですが、これがなかなか容易でないのでありまして、ついにはぐちゃぐちゃになってしまいお手上げ。これが連休スタートの28日。たまたまそこへのんきな電話を掛けてきた佐世保のT子ちゃん。彼女はパソコンにかなりお詳しいので、「いますぐ来て!」。その日は直らず、翌日も張り付いてもらったのですがそれでもだめ。新しいプロバイダのサービス員にも来てもらったけど、頑固なパソ子はうんとも言わず知らんぷり。ついにその道のプロ業者にご登場願って、ようやくのこと引っ越し騒動第一幕の片が付いたのでした。トラブルレスキュー費用1万4700円。(高い!)けどしょうがない。それに、ホームページ・ビルダーを6、5から11に換えたのでこれの代金が7000円とナンボ。(高い!)けどこれも泣くしかない。
 そして騒動第二幕。おおもとは引っ越しできたのだけど、写真が全部はずれちゃってるので、それをひとつずつ手作業で入れ替えなければならないの。来る日も来る日もパソコンとにらめっこ。それがいまだに続いていてまだ当分掛かるのでもう、いい加減やんなっちゃって、ホームページなんてやめちゃおうかと思ったのだけど、まあまあと友だちになだめられて…。
 で、騒動第三幕。プロバイダが新しく変わってしまったので、古いアドレスのままの、『田舎暮らし狂想曲』は行方不明になり、かといって新しいURLの、『田舎暮らし狂想曲』はまだ検索ページにかからない。いきなり失踪し、いつまでたっても姿を現さないものだから、いつも見てくれてる人から、「どうした、どうした」のブーイング。それと、「病気にでもなったか」のメール、電話、お手紙の数々。わざわざ自宅まで訪ねてくれる人も。
 県庁や市役所の友人からも、「問い合わせが殺到してる」とのこと。また、「Yahoo!知恵袋」には、「ここ10日ほどアクセス不能状態が続いています。どなたか理由を知りませんか」と尋ね人広告?まで出ていたのにはびっくり。北海道の某さん、すみません。
 てなわけで、とんだ大騒ぎ。いろいろご心配いただきありがとうございました。

電子書籍。
 そのお騒がせの、『田舎暮らし狂想曲』が、本になります。と言ってもその一部ですが、悪友のH君が骨を折ってくれて、雑誌、『夢田舎』に連載した、『田舎暮らしの鉄人』に、このHPのQ&Aを合体させて、光文社から電子書籍として出版されることになったのです。ケイタイでも読める?いわゆる電子ブックというあれ(本人もよく知らない)です。その追加の原稿書きや校正でこれまた大忙しなのでした。
 それを聞いた悪友のまっちゃん、「そりゃまた、印税がっぽりですね」だって。
 「あのね、世の中、そんな甘いもんじゃあないのよ」。
 
パトカー先導。
 話はころっと変わりまして、えー、ご多分に漏れず、わが農園も高齢化がずんずん進みまして、人も犬も鶏もみーんな年寄りになっちゃって、みんなでよろよろの有様。そこで家族会議で若返り策を検討した結果、ここはいちばん、若いニワトリさんに来て頂こうということに意見が一致決定いたしまして、某日、大村市の養鶏所へ出かけました。
 「道が分かりにくいので、大村駅前の交番で聞いてから来て下さい」というので、そうしました。交番には3名の警察官がおりました。地図を出して3人で説明してくれるのですが、これが本当に山奥で分かりづらい。ていうか、警察官がうまく説明できないで四苦八苦。とうとう上司らしき警官が、「君たち、パトカーで先導してあげなさい」と出動命令を出して、二人の若いおまわりさんが、「じゃ、ぼくたちの後についてきて下さい」。
 ぴーぽー、ぴーぽーこそ鳴らさなかったものの、パトカー先導で山の上の養鶏所に無事たどり着きまして、ケッコー、ケッコーなのでありました。