平成23年 3月 5日 Vol 185
よかさ!
みなさんへ
 バレンタイン・チョコを見せびらかしたまま突然、『デジカメ日記』をほっぽり出してしまって、ご心配をおかけしました。  すみませんでした。気まぐれ旅からたったいま、帰ってまいりました。

kaoriちゃん
 チョコの食べ過ぎでお腹を壊したんじゃありません。
 ところで、そちらシアトルはいまだに「氷の世界」だそうで、氷点下続きの日々とは驚きました。それじゃ、ふきのとう味噌なんかはまだ無理ですね。こっちはとっくに味わって、もう少しすれば、タラの芽の天ぷらが食べられそうです。今朝、畑を歩いてまわったもう、つぼみがいくつも目につきました。

jinさん
 自画像と遊びの絵をほめてもらっちゃって、ありがとうございました。
 「まさか絵ごごろがあるとは知らなかった」と他の人からも驚かれましたが、なに、絵なんかいままでもほとんど描いたことがありません。たまたま絵の具と古いキャンバスが転がっていたので遊んでみただけのこと。もう描かないつもりですが、おだてに弱いのでまた、木に登っちゃうかもしれません。jinさんの真似をして最近、ちょっと自分史みたいなものをまとめていて、そのついでに、自画像と、いままで遊んだことを絵に描いておこうかと思ったのです。

honjouくん
 へへへ、絵を描くとは知らなかったでしょう。描くときは描くんです。これからは『金子画伯』と呼んでください。嶋口画伯よりは安く描きますから。昔からピカソとミロとビュッフェが好きで、ピカソとミロは面白い彫刻もするし、彼らの「自由さ」が大好きなんです。パリのピカソ美術館や、バルセロナのミロ美術館でも、ふたりの作品を目の当たりにして、「なんでもありなんだなあ!」と感動したのをいまでもはっきり覚えています。
 それにしては、自画像も遊びの絵もおとなしいなと呆れるかもしれませんが、実はこの「自由に」というのが難しい。自画像の絵はもともと20年ほど前ビュッフェの模倣をして描いてあったのをつぶして、その上からこんどは、見た人を笑わせるためにゴッホの自画像をタッチもそっくり真似して顔だけすげ替えた贋作を描き始めたのです。それがいつのまにかこんなありふれたものになってしまったと、そういうわけなんです。
 それから、開高健の『ロマネコンティー・1935年』は私も以前読みましたが、開高健は語彙の豊富さ、感性の鋭さなど、でかすぎます。

hirokoさん
 落語のCDありがとうございました。時間がなくてまだ聴いてないのですが、どちらも笑えそうなやつで楽しみです。よくぞ気づいてくれました。とにかく落語大好き人間なので、うれしいです。

furuちゃん
 『ヤノマミ』(国分拓著)読ませていただきました。いや、面白かったなあ。まだまだ知らない世界があるというか、久しぶりに読み応えのある本に接しました。最後のほう、ワトリキを離れる前日、なにか歌えと言われて「ふるさと」や「赤とんぼ」を歌ったが、人々の関心を最も惹いたのは菅井カメラマンが歌った「島唄」だった…という部分。そして、「日本人もヤノマミも同じモンゴロイド。彼らは日本の歌ではなく、沖縄の歌に何かを感じた。辺境にこそ文化の本質が残るという言葉を思い出した…」。「島唄」いい歌ですよね。
 『空白の5マイル』は前に読みましたが、こっちは私にはイマイチでした。

matuさん
 『パリの水割りワイン』『第二の人生でやったことやりたいこと』『菊正宗・ほろ酔いエッセイ』『ザッツ・ゴールデンタイム』など、私のエッセイ受賞作品が掲載された本をわざわざ図書館で借りてずらっと読んでくれたとのこと、うれしいです。びっくりしました。
 『わたしの一名山』は、『続・わたしの一名山』(双葉社)のほうです。失礼しました。これは、「屋久島・宮ノ浦岳山頂から持ち帰ってきた岩のかけらを、数年後の4月に、北海道・利尻岳山頂へこっそり置いてきたという話(実話)を書いたもので、自分で言うのもなんですが、ほかのとは違って自信作です。ぜひ、どこかで見つけて読んでみてください。
 確か、深田久弥の『日本百名山』では1番目が利尻岳で、100番目が宮ノ浦岳だった? ま、遊び心でやったことですが、風雪の利尻岳はかなり厳しい登攀だったことはいまでも深く記憶に残っております。

misaちゃん
 ピアノの発表会だけど、桜の咲く頃を予定していたのですが、しばらく延期することにしました。今年の秋か、もしかしたら来年の春。ほかのことでいろいろ時間を使っちゃって、それからまだほかにもやらなきゃいけないことがあって、練習の時間がなかなかとれないんです。ま、急がずぼちぼちやることにします。

gutyokuan
 「そば喰い名人」で表彰されたんだって。すごいじゃないか。「そば打ち名人」ってのは聞いたことがあるけど、そば喰い名人なんて初耳だ。でも、名人なら何でもいいや。たいしたもんだ。賞金はなしだそうだが、嘘つくんじゃねえぞ。で、賞品は何だ。そば粉1年分か。それともそば粉をこねて作ったトロフィとか。どっちにしてもお前のことだ、またウルサクなるのは必至だな。あんまし人の前でウンチクを語るんじゃねえぞ。そばなんてもなあ、ウンチクでうまくなるもんじゃねえからな。それじゃ、こんだ上京したら、名人の喰いっぷりを見せてもらおうじゃねえか。

masa
 こら、まさ! 親分に向かって「やい!」とはなんだ。バカ野郎。言葉に気をつけろぃ。こないだのメールのことだ。お前も黙って聞いてるとすぐ、ああだこうだとウンチクを傾けるから、聞いてるほうはうるさくてしょうがねえんだ。知識ってのはひけらかすもんじゃねえ。さりげなくふっと出すから、へ〜っと人を感心させるんだ。そこがお前は分かってねえ。「何でも知ってるバカがいる」って言ってな、知ってても知らない振りをしたほうがいいってこともあんだぞ。

naoさん 
 都会っ子のふるまいはすぐバレますか。いやいや、naoさんは人一倍も二倍も洞察力が優れたお人だから、なんでもバレバレで。ところで、オトモダチの元編集長の気持ち、ありがとうございました。ほとんど同じ心境です。私もマトモな人間じゃないですから…。また、naoさんがなぜ「自転車徘徊ボケ隠居」と名乗っているのかが、よく分かりました。

gyuuちゃん
 サロマ湖100km、また走るんだって、やるねえ。そうか、去年は体調を崩したって言ってたもんな。そのリベンジってわけだ。6月だったよな、もちろん応援してるよ。それと話は違うけど、ジャイアンツに入った沢村、やっぱり、いいらしいな。

iidaちゃん
 そう、あたしゃ4月で69歳よ。で、69はなんだかって笑ってたな。iidaちゃんは若えからなあ。おれくらいになるとそっちのほうはもうさっぱりでよ、「いまはただ小便だけの道具なり」ってなもんよ。いや、ほんと。

                           

田舎暮らし狂想曲