平成14年6月8日 Vol 50
サッカー
 田植えが終わってホッと一息つけるかと思ったら、サッカーが始まった。
 FIFAワールドカップ・サッカー。
 サッカーはやったこともないし、興味もないから、どーでもいいんだけど、テレビが騒いでいるから、やっぱりちょっと気になって見てしまう。プロ野球もおもしろくないし。
 ベルギー戦、テレビで見た。日本の選手が全員、金髪あるいは変な色に染めているのがおかしかった。なんで、髪の毛を染めなきゃいけないんだろう。
 新聞だか雑誌だか忘れたけど、4年前のワールドカップのときは、中田だけが金髪で、中田は、「目立つためにやった」と書いてあった。それは、いいだろう。目立つことは必要だし、ましてや初めてやるのは勇気がいる。男には勇気が必要だ。
 でもな、全員が同じことやったら目立たないよ。それに、誰かがやったからおれもやるっていうのが気に入らない。人の真似をするなよ。と、思いながらテレビを見た。
 翌日、近所の人に会ったので、きのう、テレビ見ました?って聞いたら、「ああ、伊藤家の食卓、見たバイ」って言ってた。もうひとりは、「氷川きよしを見た」って。
 東京では、会社でも飲み屋でも、にわかサッカー評論家たちでさぞや毎日ウルサイだろうけど、この辺では、サッカーは、はやってないみたい。
 来た人を喜ばせようと思って、FIFAワールドカップ・サッカーの優勝トロフィーを作ってみたけど、だれも分かってくれない。ガックシ。
夢田舎Vol.26
 雑誌、『夢田舎』Vol.26が発売になった。父ちゃんが執筆している、『田舎暮らしの鉄人、その弐、のら仕事』、よかったら買って読んでみてください。1冊でも余計に売れれば、編集長の本條君が喜ぶので。
 でもなあ、これは本條君に言うんだけど、「本体1429円は高い!」って、父ちゃんのところへ苦情がきたぜ。ま、いろいろあるんでしょうが、一応、読者の声をお伝えしておきます。
 ついでに、この場を借りて業務連絡。本條編集長殿、次号の原稿、もうちょっと待ってください。きのうはイングランドとアルゼンチン、きょうはブラジル、あしたは日本VSロシアでしょ。原稿書いてる場合じゃないっすよ。
スポーツジム
 夢田舎の本條編集長が原稿料をフンパツしてくれたので、ただ飲んじゃうのも悪いので、何か有効に使おうと考えて眼鏡を新調し、まだあまったので、そのお金でスポーツジムに入会しました。
 新しい眼鏡なら、世の中も少しはきれいに見えるかと思って替えたのですが、その前に、おのれの姿を鏡で見てびっくり仰天。あまりの老醜。あまりの出腹。見ちゃいられない筋肉落ちの足。ああ、これじゃ、「田舎暮らしの錆鉄人」じゃないか、ってんで、スポーツジムにすっ飛んで行ったというわけであります。 
北の国から
 弟子のタカシが田舎暮らしを始めた。福岡の会社を辞めて、北海道へ行っちゃった。
「いい土地が見つかって、もう、家を建てる準備をしています。トントン拍子で怖いくらいです。いまは丸太の皮をむいてます。チェーンソーのブラッシングがむずかしく、腕が痛くなりますが、がんばってやってます」
 北の国から、便りが届いた。こういう便りはうれしい。
 田舎暮らしをしたいというタカシとは、よく飲み、よく語った。8年前の自分を思い出す。まあ、しっかり楽しむことだよ。
 熊本のH君も、尾戸にくることが決まった。父ちゃんの家のすぐ近くだ。造成や石垣積みも自分でやると張り切っている。井戸も掘るとか。絶景の場所で、夢に向かってまたひとり歩き始めた。
 福岡のM君も、今年中に尾戸に越してくることが決まっている。新品のチェーンソーを持って現れたので、使い方を教えてやる。切ってやるよと言ったら、自分でやりたいと言う。「そう、それがいい」。これも、うちのすぐ近く。金子村ができそう。 
まれに見るバカ
 バカは、バカという字に弱い。バカという字がついた本を見ると、どうしても読みたくなる。
 『まれに見るバカ』(勢古浩爾著・洋泉社刊)という本を、寝ころんで読んだ。
 これは、まれに見るおもしろさだった。久しぶりに笑った、笑った、笑った。