平成14年8月2日 Vol 56
『世界の旅』
 たったいま、ビッグ・ニュースが飛び込んできた。
 日本航空からの封書で、開けてみると、第4回JAL「世界の旅」エッセーコンテスト入賞おめでとうございますと書いてある。そして、優秀賞の副賞として国際線往復航空券を上げるので希望の便を連絡せよ、とのこと。
 ウッヒャー! やりました。大当たり。しかも、ペアで行っていいという。これはすごい。さすがJALさん、太っ腹。そう言えば、なんか書いたぞと記憶をたどってみれば、そうそう、確かヘミングウエイについて書いたな。なんだったっけなあ。
 最近、景気が悪いせいでエッセイ・コンテストがバタッとなくなりくさっていたが、今年初めて書いた作品がヒット。まさしく一発必中。昨年のアメリカ・テネシー以来の海外旅行ゲットとなった。JALと言えば、この前はグランプリで10万円いただいて、まだ使わずにとってある。こんどの小遣いにしよう。というわけで、どこへ行こうか。今晩、ジャックを飲みながら考えようっと。 
台風
 どうやら、ことしは台風の当たり年らしい。つぎからつぎに発生する。
 台風情報を見ては右へそれろ、もっと左へ行けなどと勝手なことを言っているが、9号はちょっとヤバかった。まともに向かってきたので、あわてて船を避難させ、庭を片づけた。幸い大きな被害もなくて助かったが、すぐ後ろに11号が控えていた。船を出したり引っ込めたり忙しい。でも、どうせ来るんだったら、今のうちに来ておいてもらいたいと思う。稲が実ってからは来て欲しくない。一昨年は実った稲が倒されてひどい目にあったからな。 
多良岳登山
 7月27日(土)、台風一過の快晴。多良岳(983m)に登ってきた。
 大村湾を挟んでわが家のトイメンに見える多良岳には、天然記念物に指定されているオオキツネノカミソリという花があって、それがいまちょうど満開を迎えている。というニュースが新聞に出ていたので、急に行ってみる気になったのだ。母ちゃんは去年も行っているが、父ちゃんは初めて。家を6時半に出て車で約1時間半で登山口の黒木に到着。8時半に登り始め約1時間。突然、オオキツネノカミソリが満開で迎えてくれた。彼岸花を黄色くしたような花で、谷間に沿って群生していた。
 そこから5分ほどで稜線に出ると、あとは30分もかからないで山頂。眺めはまったくの期待はずれですぐ下山。下から吹き上げる涼風が気持ちいい稜線に座り込んでおにぎりをほおばる。ひさしぶりに山の冷気を堪能したのだった。途中、膝が少し笑ったが、登山口へ下りてきたらまだ正午前。車で近くの平谷温泉へ行き、1名600円なりでドブン。土曜日の早い時間だったせいか、ほかに客はいなくてゆったりと温泉を楽しめた。
ジャンボ・カボチャ
 ジャンボ・カボチャを収穫した。一人では持ちきれず、母ちゃんと二人で大汗かいた。30kg秤にかけたら針がぶち切れたので、ヘルスメーターに乗せてみたら33kgあった。3、4年前につくったときは53kgほどあったから、それに比べれば小振りということになるけれど、でもでかい。売ってしまうのはもったいないので、玄関に飾った。 
 「これは食べられるんですか」とたいていの人が聞くが、父ちゃんはカボチャが嫌いだから食べたことがない。しばらく飾っておいて、くずれてきたらヤギに食べさせる。ヤギは喜んで食べる。
ミニ・トライアスロン
 悪友列伝バカトモ1号のはまちゃんが、「2002いさはやミニ・トライアスロン」に出ようと言ってきた。というか、いきなりFAXを送りつけてきて、もうそこに名前が書いてあるのだ。6区間のリレーで、「1区・自転車 金子数栄」となっている。例によって役場の若手をむりやり引っ張り出し、自分はいちばんおいしい、「アンカー6区・
ガタスキー&ラン」とちゃっかり。電話してきて、「もう申し込んであるけん、出てもらわんと困るよ」と強引。9月8日、諫早でやるのだという。
田舎暮らしの鉄人
 雑誌『夢田舎』27号が30日に発売された。
 「田舎暮らしの鉄人」その参・漁というテーマで父ちゃんが書いている。
 例によっておちゃらけ駄文で、多分、担当者は、「もっと真面目なこと書いてもらえ!」と編集長からお目玉をくらってるんだと思うが、もう、出ちゃったもんなあ。おら、知らねえだ。