平成14年9月1日 Vol 58
台風15号
 いままではスライス、フックでよけてくれてたが、こんどはまともに来た。
 台風は西側を通るのがヤバイ。南風(はえ)が当たるからだ。15号は、その西側に向かってきた。
 「こんどは来るばい」と佐藤さんが電話をしてくる。手伝ってもらって船を避難させる。田んぼへ走り、溝を掃除して水の流れをよくする。庭のよしず棚をはずす。鉢植えを部屋に入れる。庭の諸々を片づける。この前は停電して水道が止まったので、水を汲み置きする。さあ、来るならおいでなさいと開き直って、本格焼酎・佐藤をひとり飲む。
大暴れ
 おいでなさいと言っていたら、本当においでになりやがった。
 それがまたのんびりしたヤツで、夜中から明け方、そして昼から夕方までずっと居座って荒れまくり。
 はえの風は南側の森に遮られて家には当たらないのだが、森の悲鳴と大村湾の怒号で大騒ぎ。電話も不通になって、ケイタイを持たないわが家は陸の孤島。パソコンも使えない。
 高く積み上げたコンテナがガラガラと崩れ、裏庭のアカシアの木がボキッ!  あわてて雨戸を閉める。長崎に来て8年になるが、雨戸を閉めたのは初めて。大村湾もいままで見せたことのない怒りの表情を見せてくれた。
 外に出られないので、父ちゃんは終日、読書&ピアノの練習。バイエル69と、ト長調音階。 
天高く
 9月1日、台風一過。
 家は瓦ひとつ飛ばなかったが、いくつかの被害は出た。
 ビニールハウスのビニールがビリビリ、骨だけになった。鶏小屋の囲いが倒壊。露天風呂の囲いも倒壊した。いま入ると、庭から丸見えになる。勇気ある人はどうぞ。野菜畑のカラス除けネットも全壊した。
 終日、後片づけに追われたが、いちばん心配した稲は倒れずに済んでまずはホッ。
シェイプアップ
 雑誌「夢田舎」の本條編集長がくれた原稿料でスポーツジムに入会して3ヶ月。週2回、1日3時間、真面目に通ってウエートとスイム。バッチシこなしてシェイプアップ。少しずつではあるけれど、効果は現れている。まだ、アイアンマンにはほど遠いが、ブリキマンくらいにはなった。3kg減でまだ、目標には2kg届かないけれど、出腹は目立たなくなった、かな? なにせ平日昼間のジムはババアばっかだから、脇目もふらず練習できるのだ。 
JALチケット
 JAL「世界の旅」エッセー・コンテストでいただいた国際航空券が届いた。
 母ちゃんの強い希望で、スイス・アルプス散策とパリ美術館めぐりの旅をすることになった。父ちゃんはどっちも経験があるのであんまり興味は湧かないんだけど、いままでの罪滅ぼしということもあって、素直に言うことを聞くことにした。稲刈りをし、脱穀が終わったら行く。1年間有効なんだけど、いつ何が起こるか分からないので早いとこ行っちゃおうというわけ。
 ちなみに、スイス・アルプスと言えば、父ちゃんまだ若かりし頃、ツェルマットから気まぐれでしたためてしまった一葉の絵はがきがきっかけで、母ちゃんと一緒になるハメになっちゃった、○○い想い出の地なんだよね。どーも、敵はそれをしつこく憶えてるふしもあるようで、あんまり気が乗らないんだよなあ。