コスモスにキミは泣いたか１１月１６日（日）、琴海町のふるさとまつり。展示会場には町民のいろいろな作品が飾られたが、その中にとうちゃんの作品も。この写真がそれ（一部）。琴海町の四季がテーマなので、『尾戸花暦』という題でほかの３点と共に春夏秋冬の花を並べた。
コスモスは琴海町の町花。だから当然、秋の花はコスモスだ。
自宅の庭で、日の出を待って撮った。
HP用に撮ったので軽くしてある。粒子が粗いのはそのせい。デジタル一眼レフならもっとシャープに撮れるのは分かっちゃいるが、持ってない。でもまあ、ほどほどに甘いほうがいいこともある。女性のシワなんか写らないからね。恨まれないで済む。
「見ましたよ」と何人かから声をかけられた。「あのコスモスには、しみじみ泣けました」と、キョーコちゃんからメールが来た。そうか。
水前寺清子より高橋尚子
３時から水前寺清子の歌謡ショーが行われた。毎年、タレントが来てはいたが、これほどの大物？が琴海町にやって来たのは初めて。１２時から東京国際女子マラソンがテレビであったので、とうちゃんはショーは見ずに飛んで帰ったが、大変な人出だったらしい。隣のばあちゃんなんか、「折角行ったのに人が多くて全然見られんかった」と、汗かきべそかき帰ってきた。２歩進んで３歩下がる、ような混みようだったのか。チータ見たかったろうに。
くんち飲み放題食べ放題
夜はとなりの外海町大中尾のくんち（お祭り）。尾戸のくんちはスポーツ大会に変わっているけれど、ここのくんちは昔ながらのならわしが残っている。各家はご馳走をつくって客人を待つ。客は各家を一軒ずつ回って飲みかつ食い、肩を組んで歌を唄いながらまたつぎの家へ向かう。知らない家でも何でも構わない。呼ばれなくても行っていい。迎える方も誰が来ても拒まない。完全解放、無礼講。だから、「おたくはどなたでしたっけ」と聞きながらお酌するなんてこともある。大勢来てくれただけ家も繁盛するということらしい。
ご馳走も正月以上に気張るのだという。仲良くしているOさんから呼ばれたので牡蠣を下げて出掛けた。Sからは連絡がなかったがそこへも顔を出した。毎年この夜だけ会う人とことしも出会って、「どうも、どうも」と挨拶はしたのだが、どこの誰だか分からない。分からなくてもいいのだ。
へそまわり８５はデッドゾーン
炬燵に寝ころんでテレビを見ていたら、「へそまわりが８５㌢以上ある人は内臓脂肪がついててアブナイのでダイエットする必要がある」なんてことを言ってたので、ちょっと気になってメジャーを持ってきてもらった。測ったら、８８㌢。おお！
まいったな、こりゃ。ちなみにウエストは８６㌢。「でも、いま飲み食いしたばかりだからなあ」。
で、翌日。朝から雨だったので、ダイエットと肩、膝の治療を兼ねて、「温泉にでも行くか」。
佐賀の武雄温泉に向かったのだったが、いつものように途中で気が変わって、手近な佐世保の××温泉（天然だそうだが健康ランドのようなところ）へイン。
ぬるぬるしてるから温泉なんだろう。気持ちいい。ジャグジーや、寝て入ると腰に強い水流が当たる風呂があったので、膝と肩を当ててマッサージ。うー、気持ちいい。サウナもある。水風呂が気持ちいい。露天風呂もあったが囲いがあって四角い空しか見えないのでパス。
入り口に、「入れ墨の方はご遠慮下さい」と書いてあったが、サウナにひとり、背中に絵を描いた人がしっかりいる。大浴場の脇には寝ころんで動かないおじいさん。ベンチでは考える人。その向こうには中年のサラリーマン風がじっと頭を抱えてぺたんと座っている。誰もしゃべらない。誰も動かない。疲れているのか、いい気持ちなのか。渡辺隆司がいたら、いい絵を描くだろうにと思う。
へそまわり８８㌢を鏡に映してみる。じっと眺める。もう一度、サウナに入る。
待ち合わせの出口で、「いい気持ちだったーっ！」と、君子さん。「腰が痛いの治ったみたい」
一人６００円。
ちょうど昼時だったので、近くのファミレスふうステーキ屋へ入る。ステーキ定食６５０円とあったが、滅多に外食なんてすることはないので、それに年金も入ったことだし、大フンパツして、１１８０円のサーロインステーキ定食を注文。ライスは大盛り。ついでに生ビールの中。君子さんは、和風ステーキ丼１０８０円。半分ずつ食べたところで交換。満腹。
おっと、へそまわり９０㌢になっちゃったかな。
三国連太郎にはなれない
佐世保に出たついでにウインドーショッピング。のつもりだったが、いい感じの酒屋があったのでのぞく。ジンとウォッカ、テキーラ、ラムを衝動買いしてしまった。これだから、町はいけない。買いたいようにできている。
すぐ近くにパパスの店を発見。「見るだけだから」と中へはいる。「うおっ、このジャケット、いい！」「なぬっ、６万円！」。だめだ。ジャスコなら６着買える。雑誌の広告を見ては、「三国連太郎かっこいいよなあ」と聞こえよがしに言っていたのに、「はい、見るだけにしましょうね！」。
