NPO法人
「世界遺産 長崎 チャーチ トラスト」
初代 理事長 

福 地  茂 雄

 長崎の教会群を世界遺産に高めようという民間の動きがありましたが、このほど「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」がユネスコの世界文化遺産の候補として暫定リストに登録されました。
 キリスト教は約450年前に日本に伝えられ、「日本の小ローマ」といわれた長崎を中心に西洋文化の華が開きましたが、江戸幕府の禁教政策によって250年もの潜伏時代に入りました。
 開国とともに信仰を名乗り出た「信徒発見」は宗教史上の奇跡として世界に衝撃と感動を与え、その後、信仰の証として次々と建てられた教会は質素ですが私たちの心をうち、世界の宝であるといえます。
 この教会群を世に知らしめるとともに、老朽化しつつある建物等の保存、修復の一端を担うNPOが発足することになり、喜んで理事長をお引き受けしました。先日、五島の教会を訪ねましたが「今立ち上がらなければ!」との想いを新たにしたところです。
 「長崎の宝を世界の宝に」を合言葉に活動してまいりますので、皆様方の御支援、御協力をお願いいたします。
(平成19年10月)