NPO法人
特定非営利活動法人 世界遺産長崎チャーチトラスト

理事長 宮脇 雅俊

 去る6月30日に開催された世界遺産委員会において、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の世界文化遺産登録が決定されました。
 平成19年1月、長崎の教会群とキリスト教関連遺産として国の世界遺産暫定一覧表に記載されて以来、推薦書の取り下げや構成資産見直しなどの曲折を経て、このたびの登録となったものです。
 この間、登録に向けて取り組んでこられました関係皆様のご尽力と県民皆様の ご支援に心から敬意を表します。
 NPO法人世界遺産長崎チャーチトラストは、このかけがえのない世界遺産を将来に引き継ぐとともに、これらを活用した地域活性化をめざしております。
 私は、福地茂雄 前理事長の後をお引き受けすることになりましたが、「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が、県内のもう一つの世界遺産「明治日本の産業革命遺産」と相まって、長崎県の発展に寄与することを願っております。
 皆様のご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。