基本的な活動方針

活動方針
(目的)
 当法人は、長崎の教会群とキリスト教関連遺産(以下「長崎の教会群」という。)
 に関する啓発及び周辺環境の整備・保存に関する事業を行うと共に、それらを活用した地域活性化につながる事業を企画することにより、長崎の教会群のバランスの取れた「保護と活用」の実現に寄与することを目的とします。

(事業)
 当法人は、目的達成のため、次の特定非営利活動に係る事業を行います。
  @長崎の教会群に関する研究・調査、啓発及び情報の交流・発信事業
  A教会と周辺環境の整備・保存に関する支援事業
  B秩序と品格ある活用と地域活性化に関する企画・支援事業
  C長崎の教会群を守る基金の募集・造成事業

平成30年度事業計画

(1)長崎の教会群に関する研究・調査、啓発及び情報の交流・発信事業
 ・世界文化遺産の構成資産及びこれに準じる資産に関する情報発信や受入窓口として、長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター及び関係自治体や観光協会等関係団体との連携を図りながら情報発信に努めます。

(2)教会と周辺環境の整備・保存に関する支援事業
 ・構成資産等の適切な公開のため、長崎大司教区や行政等との連携のもと、教会守の配置にかかる事業を行うとともに、構成資産が現在も使われている教会であることから、ミサや冠婚葬祭などの教会行事時には見学できない場合があることについて周知する「事前連絡システム」の円滑運用支援に努めます。

(3)秩序と品格のある活用と地域活性化に関する企画・支援事業
 ・各教会に配置される教会守が日々の活動にかかる課題等について協議し、情報を共有するとともに地域・関係機関との連携を図るため研修会を実施します。

(4)その他
 ・長崎の教会群を守るための寄付の募集を行うとともに、教会守受託、大浦天主堂キリシタン博物館運営受託、大学・高校における啓発パネル展、長崎クリスマスウォーク、教会コンサートの開催等を行います。