2008書き初め

2008書き初め


去年は「偽」の一年でした。庶民の目から見ても、日本は何と恥ずかしい
国になってしまったのか。と思わざるを得ません。          
今の日本には何かが欠けている。それは何かと自問し続けて来ました。
       とろころが、先日NHKの大河ドラマを見ていて、これだと思い当たる言
葉に出会いました。それは、                 
主君今泉島津家の篤姫が、家臣の大久保家の貧しさをみねて、自らの簪を
役立てて欲しいと差し出したのに対し、大久保利通の母が、辞退した言葉、
「姫のお気持ちは大変ありがたくお受けいたします。が、簪は受け取る訳
には参りません。私どもは、哀れみを頂く乞食ではありません。   
私共の暮らしは貧しくはありますが、下級武士ではあっても、薩摩の侍と
しての誇りを持っています−−−」云々です。「謙虚」にして「誇」を持
った言葉です。                      
昨年、政治家、高級官僚、老舗の主人等々が起こした「偽」の行動は自分
の立場の「誇」を忘れ、金儲けに走った「奢」の結果では無いかと思いま
す。                
昨年以来、諸外国の日本に対する評価が日に日に下がっていると言われて
います。多くの政治家/評論家が、何でと首を傾げています。     
独立国としての「誇」も無く、アメリカの命ずるが儘に使い走りをしてい
る日本の政治/外交などを見て、諸外国が尊敬する筈も無いと思うのです。
「国民の誇」も一歩間違えば「偏狭な国粋主義」となり、アメリカの様に
「奢りの国」ともなります。                    
一昨年話題になった「国家の品格」も「謙虚」にして「誇」を持った国民
であってこそ持ちうるものと思います。               




2008年書き初め 
  
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