A BAD FRIEND | 平成15年 2月7日 |
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ああ言わなくても 交遊録 |
BAD15 | |
これがオイラのバカ・トモダチだ! | ||
アブナイ面々 | ||
☆ 知る人ぞ知る、知らない人は誰も知らない トライアスロン&マラソン・チーム、 アブナイ連中ばかり集まったのでその名がついた。 ひとりひとり紹介しようと思ったけど、面倒くさいので まとめちゃう。 ヤマちゃん、いーだちゃんはすでに紹介済み。 bad11のかなざわと、金子農園のきみちゃんも仲間だ。 ☆ ともちゃん 男じゃない。女だ。 バイクの練習をしていて、途中、公園のトイレに駆け込んだら、 「ダメダメ、こっちに入っちゃ。あんたはあっちでしょ」と 掃除のおばさんに怒鳴られた。 「頭に来ちゃうわ」とプリプリ。 千葉の国道を、車のタイヤを引いてバリバリ走っている オトコのようなアブナイ女を見かけたら、こいつだ。 橋本聖子に負けて、オリンピックは逃した。 惜しかった。 ここ数年は、イタリアの自転車レースを転戦している。 ☆ いしかわちゃん レースの当日になると決まって、腹が痛くなる。 薬を飲ませたり、励ましたりでさんざん みんなの手を焼かせる。 それなのに、 ドンと鳴ると飛び出し、 いつもいちばん先にゴールして、着替えて、 カメラを構えて待っている。 「もう、待ちくたびれましたよ。みんな何してたんですか」 ゴールすれば直る病、の持病を抱えた、アブナイ男だ。 ☆ あらいちゃん トライアスロン初レースの前夜、宿でアドバイスした。 「スイムから上がったら、とにかく時間をかけてゆっくり 着替えること。分かったな」「ハイ、分かりました」 当日、スイムから上がったら、その通りどっかり 座り込んで着替えてた。 オイラ、その横をすり抜け、お先にと失礼した。 マラソンでも、いつもゴール前で一緒になるが、 「抜くなよ」と言うと、絶対、オイラの前には出ない。 律儀な男だ。 律儀すぎて、ちょっとアブナイ。 いま、中国へ単身赴任中。 ☆ まきちゃん 精神科の医者だ。 「トライアスロンをやろうという人は、それだけで十分、 フツーじゃないです」と言う。 なるほど、そうかもしんない。 お前がいい証拠だ。 夏はトライアスロン、冬はスキー。 その合間に登山も、スキューバダイビングもやる。 しょっちゅう、「本日休診」。1年中、遊びまくってる。 それだけで十分、フツーの医者じゃない。 ヒマラヤ遠征にもドクターとして何度か同行、 雪山で遭難し仲間が次々死んで行く中で 壮絶に生き延びた経験を持つ。 「金子さん、たまには遊びに来てくださいよ」 「やだよ、精神科の病院に遊びに行けるかよ。 知ってる人に見られたらヤバイじゃねえか」 ☆ ぬまちゃん ボディビルで鍛え上げたカラダは、でかすぎて トライアスロンやマラソン向きではない。 でも、走る。走っては倒れる。 オイラが知っている限りでは、レース中、 5度、救急車のお世話になっている。 最もアブナイ男だ。 香港へ行ったきり消息を絶っていたが、 ことしになって、アメリカ・ジョージア州に 住んでいると連絡が来た。 「ときどきレースに出てます」と書いてあった。 アメリカの救急車は乗り心地がいい、 とは書いてなかったが、多分、向こうでも 乗ってるんだろうな。 ☆ なかじま 昔からずっと、スローライフを実践している。 レースでは、いつも一人だけ帰ってこないで、 みんなを心配させる。 毎度、時間切れで、収容車に運ばれてくる。 折り返し点を過ぎてすれ違うと、必ず、 収容車の直前を走っている。 「金子さん、がんばって」 「お前が、がんばれよ」 青梅マラソンでは珍しく収容車に乗せられないで 帰ってきた。 「トイレに行ってたら、収容車に追い抜かれちゃって…」 だって。 のんびり構えてるので、一生独身を通すのかと 思っていたら、いきなり、国際結婚して みんなを驚かせた。 アブナイのか、安全なのかワカンナイ アブナイやつ。 ☆ くらちゃん 初めは、花の応援団長だった。 カラダも、声もでかいから、応援されると みんな元気が出た。 何があったか、ある日、突然走り始めた。 アブナイ女だ。 毎週、各地のレースに出場。わが倶楽部の 駅伝のメンバーにもなった。 ほかの選手がごぼう抜きした分だけ、ごぼう抜きされ、 いつもレースを盛り上げてくれた。 いまは子育てレースに奮闘中。 ☆ ゆかり 女優。 舞台で活躍。ときどきテレビにも顔を出す。 昔からアブナイ役ばかりで、いつも殺された。 このごろ、やっと いい役をもらえるようになった。 初マラソンがいきなりホノルル。 で、走りに目覚める。 女優らしく、なまめかしいパンツで走る。 ☆☆ ほかにもいろいろいるが、きりがないのでやめる。 |