A BAD FRIEND 平成15年
3月27日
ああ言わなくても
   交遊録
BAD18
これがオイラのバカ・トモダチだ!
たぐちさん
(住所・不定 年齢・不詳 職業・楽隠居)
何から書いていいか、分からない。
書くことが、いっぱいありすぎる。
こんなスゴイ女性、見たことない。
このひととトモダチであることを、オイラ、
誇りに思う。

遊び人である。
それがいい。
「遊ぶのが下手っていうことは、生きるのが下手って
いうことなんです。
仕事は代わりの人ができるけど、遊ぶのは、
代わりじゃだめなんです。自分でないと」
そう、おっしゃる。


昔、民社党の国際局事務局長をしてた。
ほかにも、書ききれないぐらい、いろんな
肩書きを持ち、いろんな国際活動をしてた。
モンゴルから、『民主主義の星』勲章も受けた。
モンゴルへ行けばタイヘンなVIP待遇らしい。
朝青龍なんか、目じゃないらしい。
一緒に行ったことないから分かんないけど。

ハーバード大学に留学してたなんて言われても、
別に驚きゃしないけど、
サハラ・マラソン(260km)を完走したと聞けば
ハハーッと頭を下げる。
でも、それくらいでいちいち頭を下げていたら、
いくら頭があっても足りない。
このおばさん、フツーじゃない。
サロマ湖100kmをはじめ、萩往還、熊野ほか
ウルトラ・マラソンを何十回も完走してる。
どの大会も9回走ったらやめる。
「10回目になると、なんか表彰とかされるじゃない。
それが嫌なんだよ」
クロスカントリー・スキーも世界中のレースに出てる。
東海道、中山道、四国八十八カ所巡りなども
それぞれ複数回。
それも、ただ自分で歩くだけでなく、高齢者を
引率するボランティア。
そこがスゴイ。
オイラも、サロマ湖100kmマラソンや、
湧別100kmスキー・マラソンで一緒に走った。
いや、走らせていただいた。

(後ろからハッパをかけるたぐちさん)

いきなり要職を捨てて、指圧師国家試験を受け
合格し、いまは高齢者を無償で面倒見てる。
うちへ来たときオイラも、指圧してもらった。
お姉さまとは思えないほど
チカラがある。