A BAD FRIEND | 平成22年9月3日 | |
ああ言わなくても 交遊録 |
BAD38 | |
これがオイラのバカ・トモダチだ! | ||
ちゅーさん | ||
(住所・不定 年齢・不詳 職業・不明) | ||
☆ 二度目に就職した会社の先輩で、 BAD37のつーけーさんとオイラの間にいた。 会社は三年先輩だが、歳は一つ上。 三人がなんだか妙に気があって、 仕事が終わった後、毎晩のように連れだって なじみの小料理屋へ通った。 つーけーさんが会社を辞めてフリーに なってからは、二人でやはり毎晩飲み歩いた。 我が人生の中で、いちばん一緒に飲んだ時間が 長い人ということになる。 一緒に仕事した期間も長く、この人が編集長で オイラがその下のデスクという時代が長く続いた。 だから、周りからはオイラはこの人の金魚のフン のように見えたかもしれない。 ☆ ゴルフの腕前もちょうど同じくらいなので、 永久スクラッチで握っていたが、 いつの間にか逃げられるようになった。 ☆ 読書家で文学、映画、芸術にも造詣が深いので 飲んでいても楽しかった。 しかし、少し難しいところがあって、 しばしば人を怒らせた。 いっときはものすごく親密になるのだが、 しばらくすると、たぶん仲良くなりすぎて 距離感を失くしてしまうのか、そして 遠慮のない言葉で相手を怒らせてしまう? それで何人もの人がこの人から離れて行った。 唯一例外はオイラで、オイラの場合は、 この人から突き放された。 何か遠慮のない言葉を吐いたのかもしれないが、 何を言ったのかは覚えていない。 ☆ しかし、何年か経って、いきなり 『松竹梅』を一本抱えて「チョースケ、 来たぞ」と尾戸へ訪ねてきた。 |