A BAD FRIEND | 平成14年 8月7日 |
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ああ言わなくても 交遊録 |
BAD5 | |
これがオイラのバカ・トモダチだ! | ||
はつお |
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(住所・不定 年齢・不詳 職業・果物関係) | ||
☆ 飲まなければ、いいヤツだ。 気持ちが優しく、親切。世話好きで、労を惜しまない。 ところが、 飲めば、人が変わる。 ぐずぐずになる。 どーして、オイラのまわりには、 こういうヤツばかりが、集まってくるのか。 いままで登場したヤツ、みんなそうだ。 オイラも結構飲むけど、ぐずぐずにはならんぞ。 そりゃ、昔はいろいろあったさ。 でも、いまは清廉潔白だ。 自分で言うのもなんだがな。 この男、まだ、そこまで至ってない。 まだ、青い。 もうやめろ、と注意しても、「よかさ!もう一杯」 もう帰れ、と言っても、「よかさ!もう一杯」 そして、いつも、「ハハハ」 明るいから憎めない。 ☆ これは、冬、うちの掘り炬燵で飲んで 騒いでいるところだ。 完全に出来上がっているのがわかろう。 いつもこの調子。 中央にいるのは、フェルナンデス君。 オイラが外でつくった子だ。 ☆ はつおは、某クルマ屋のトップ・セールスマンだった。 オイラが家を建てるとき造成にきていて知り合い、 意気投合した。 その頃は家業を継ぎ、ミカンを沢山つくりながら、土方もしていた。 ミカンづくりのイロハは、この男から教わった。 鶏小屋をつくるときも、露天風呂をつくるときも、 一緒に汗を流してくれた。 稲刈りもやってくれたし、アルバイトにも誘ってくれた。 ホント、飲まなければ、いいヤツなのだ。 |