自給自足・半農半漁・晴耕雨読の物語 |
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自給自足で |
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52 牡蠣のむき方 (生牡蠣) ☆ ことしは牡蠣がいっぱいとれたので、 友だちに、ずいぶん送った。 もちろん、海から上げてきたばかりの 生きた牡蠣だ。 1年ものなので、12月頃はまだ小振りだったが、 年が明けたら急に大きくなった。 新鮮だから、トーゼン、生がうまい。 殻をむいてそのままペロッと食べる。 潮加減がちょうどよく、思わず、 「うーん、うまい!」とうなる。 しかし、生もうまいが、 牡蠣は炭火で焼いたやつがいちばんだ。 いくらでも食べられる。 ひとりで、40個くらいは食べる。 ふたりで80個。これをだいたい週2回。 それでも飽きない。 ☆ 面白かったのは、送ったほとんどの友だちから、 電話が入ったこと。 「殻はどうやって開けるの?」 「殻の開け方が分かんないよお」 ハハハ、そうか、そうだよな。町じゃ、 殻付きの牡蠣なんてあまり売ってないか。 失礼しました。 というわけで、遅ればせながら、牡蠣の 殻のむき方を教えよう。 ☆ まず、軍手をする。しないと手を切る。 そして、平らな面と、ふくらんだ面があるから、 ふくらんだ面を下にして、 根もとではないほう(びらびらがついているほう) を手前にして握る。 先っぽの合わせ目が柔らかくなっているから、 そこへ洋食用のナイフをグサッと突き刺す。 中央より少し手前側の上と下に貝柱がついているから、 ナイフをごしごし横に振って上の貝柱を切る。 と、パカッと開く。 下にも貝柱がついているから、それも切り離す。 そのままペロッとくちに放り込む。 うなる。 |