自給自足・半農半漁・晴耕雨読の物語 |
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自給自足で |
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67 干し柿づくり (吊し柿) ☆ 子どもの頃、よその家の柿を採って食べ、 それが渋柿で、ペッ、ペッと吐き出した。 あの口中に広がる渋さといったらなかった。 そういう経験が、いまの子どもたちには あるんだろうか。 ☆ 渋柿が、干すと甘くなる。 これもまた不思議だった。 いまだにどうしてなのかわからないけど。 ☆ まず、渋柿の皮をむく。 これは素手でやると 手が汚れて落ちなくなるので、 使い捨てのナイロン手袋をはめる。 皮をむいたら、ひもで2個ずつ結ぶ。 わが家ではシュロの葉をさいてひもにする。 ☆ 熱湯に5〜6秒つける。 こうすると、ハエがつきにくいという。 ☆ 雨が当たらない軒下に吊す。 4〜5日して表面が乾いたら、もむ。 もむと柔らかくなるので、ときどき、 気が付いたときにもんでやる。 1ヶ月もすれば食べられる。 |