自給自足・半農半漁・晴耕雨読の物語
自給自足で


71 トイレの修理 (ウオシュレット)

ウオシュレットを発明したのが誰かは知らないが、
発明した人に私は敬意を表したい。
近代利器の中でこれほどありがたいモノはないと
感謝している。
私は出来るだけ外出は控えているが、
それはトイレのモンダイがあるからだ。
雑居ビルやスーパーなど、ウオシュレットが
付いてないトイレには
入りたくないのだ。

その大好きなわが家のウオシュレットが
不調になった。
水の出が悪くなって、チョロチョロとしか出ない。
これは困る。
大変困る。

修理屋を呼べばお金がかかるので、
トイレにかがみ込んでジッと調べた。
分かった。
元のネジを締めて水を止め、
(これを閉めないと水があふれ出る)
もう一つのネジをゆるめてはずしたら、
写真のようなモノが出てきた。
フィルターだ。


汚れの付いたフィルターを
歯ブラシで丁寧に掃除して取り付けたら、
ピューッと激しく水が噴き出した。
噴水口を覗きながら作業していたので
危うく顔に架かるのを除けたが、
体までは除けきれず、シャツがびしょびしょに
濡れてしまった。
なぜか、こういう場合、ひとりで
ケタケタと笑い出すのであった。
ウオシュレット君と友だちになれた
気がした。