平成16年7月14日 Vol 108 |
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火事 7月11日(日)、いつものように一杯飲んで、テレビで参院選の速報をやっているのをちょこっと横目で見て、布団に入ったのが9時半頃だったか。産経新聞からの電話で起こされて、ひとしきりしゃべってすぐまた布団へ。うとうとしかけたところへまた電話。うるせーな、誰だよこんな夜中に、と不機嫌になったら、君子さんが大声で、「えっ、うちは大丈夫ですけど、尾戸保育園のそばですか!?」となにやら騒々しい。「尾戸保育園のそばで火事だって!」。 火事と喧嘩は江戸の華。昔から、火事と聞けばすぐすっ飛んでいく性分。ここは長崎だから華なんかじゃないけれど、スワっと飛び起きて上の町道へ出たら、すぐ隣の家から火が出てる。入り口まで走ると庭で車が燃え上がり、家の軒先にも少し火が移っている。家は真っ暗で留守の気配。周囲にも人は誰もいなかったが、その家の娘が向こうから走ってきた。「ばあちゃんは!」と聞くと、「いま、出してきた」。「父ちゃんは?」「起きて外に出た。早く消して!」と泣き叫ぶ。しかし車が激しく燃えているので危なくて近寄れない。家はまだぼや程度だが、近くに水道はないし、消防車も来ない。消防団も来ない。近所のTさんがきて、「たまたま通りかかったら火が出ていたので私がすぐケイタイで通報した」とのこと。それでさっき、役場のサイレンが鳴って、「尾戸保育園のそばで…」と町内放送があったのだという。15分か、20分か分からない。バケツリレーも出来ず、どれくらいイライラして待っただろう。消防車はまだか! と叫んでいるうちにとうとう本格的に家が燃えだしてしまった。やがて消防団や消防車も駆けつけたが、もはや手遅れで結局、全焼。 けが人が出なかったのがせめてもの不幸中の幸いだったが、それにしても僻地ゆえか、消火活動にとりかかるまでの時間がかかりすぎた。遅すぎる。 翌日と翌々日2日間、地域の人が総出で後片づけ。被災者にはしばらく近所の家と公民館に寝泊まりしてもらって、近所の人たちができるだけの支援。女性陣にも炊き出しなどに出てもらって、みなさんお疲れ様でした。出火元は車(?)と思われるが、詳しい原因は不明。ちなみに、燃えた車はM社のものではないとのこと。 「尾戸保育園のそば」と町内放送されたので、「もしや金子さんちでは…」と、たくさんの電話をいただきました。ご心配をおかけしました。お見舞いありがとうございました。うちも出火したら全焼になるのは確実。火遊びはやめよう。 飲み屋 町制施行35周年記念事業の委員会が役場であって、委員なので行ってきた。帰りに悪友ハマちゃんにつかまって、何年ぶりかで飲み屋で飲んだ。ハマちゃんにつかまれば早くは帰れない。夜中に家に電話して迎えに来てもらった。これまた何年ぶりのこと。昔は、新橋までよく迎えに来てもらった。今思えば、夜中に千葉からよく来てくれたと思う。翌朝、車を引き取りに行き、遅ればせながら君子さんに感謝。 ゴルフ 何年ぶりと言えば、ゴルフをしたのも何年ぶりだろう。 と言っても、グランドゴルフだけど。 小学生と老人会に混じってグランドゴルフに引っ張り出され初体験。まあ、ゴルフとはだいぶん違ったけれど、「金子さん、うまか!」などとほめられて、ついついがんばってしまった。 腰痛 どうも、クセというのは治らないようで、昔から遊びとなるとついついがんばってしまう。 朝起きたら腰が少し痛かったのだけど、まあいいだろうと軽く見たのがイケナカッタ。 自転車をガンガンこいでたら腰が痛くなって走れなくなってしまった。それでまた寝たきり老人。この頃、なにをやってもすぐ寝たきりになる。 ♪寝たっきり、寝たっきり、もう、寝たっきりですか〜 新発見 腰痛には温泉がいいのだけれど、家に温泉はないので露天風呂に入る。 夕焼けを眺めながらお湯をバシャバシャやっていたら、トンボが一匹やって来た。やけにぶんぶんとやかましいので見ていると、お湯に興奮している様子。目の前の湯面を何度もぐるぐる回転している。と、次の瞬間、しっぽの先をツンとお湯につけた。水面に卵を産む様子と同じ。さて、そこで問題です。そのあと、トンボはどうしたでしょう。 1、アッという顔をして顔からお湯に落ちた。 2、イッという顔をして宙返りして飛んでいった。 3、ウッという顔をして塩辛が赤とんぼになった。 4、エッという顔をして首を一回転させた。 5、オッという顔をしてそのまま気持ちよさそうに泳いだ。 答えは次回。 |