NEWS LETTER | |
Vol.11 平成13年7月11日発行 |
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指圧のおばさん 親友の田口幸子さんが、東京から遊びに来ました。 田口さんとは、1992年、裏磐梯のクロスカントリー・スキー大会で知り合い、その後、北海道湧別100kmスキーマラソン大会、サロマ湖100kmマラソン大会などでご一緒し、以来、仲良くさせてもらってます。 田口さんは、いま、指圧師をしているので、早速、治療してもらいました。いや、たいして肩や腰がこっているというわけじゃないんですが、どれくらいできるのか、試してみようと思ってね。 ところがどうして、えらく気持ちいいじゃありませんか。 25分の簡単コースで、スッキリ、ハッキリ、モッコリになってしまいました。 「やるじゃん、まるで本物みたい」と言ったら、ひっぱたかれました。 聞いたら、ちゃんと、「指圧師国家試験」に合格しているんです。 57歳で日本指圧専門学校に入学し、98年3月同校卒業。国家試験に合格し、現在は、指圧でボランティア活動をしているというわけ。 親友だから、もちろん、父ちゃんから指圧料なんか受けとりゃしません。でも、田口さんは年金暮らし。品物なら受け取ってくれます。そこでお礼に、自家製梅干しを一瓶渡しました。梅干しで元気になるなら、ちょくちょく来てほしいところですが、そうは問屋が卸さない。この指圧師おばさん、やたらめっぽう忙しい。 |
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世界のtaguchi 「長崎から帰ったらモンゴルへ行って、モンゴルから帰ったらシンガポール、イスラエルにも行かなきゃならないし、それからブルガリアもあるし…」と、八面六臂。 実は田口さん、指圧師を目指す前は、国際人として世界中を駆け回っていたんです。 ちなみに、田口さんのプロフィールを紹介すると。 東京銀座生まれ。法政大学大学院国際政治研究課程修了。米国ハーバード大学留学。イスラエル、スウェーデン、西ドイツに留学。国際協力事業団青年海外協力隊啓発課長、国連開発計画(UNDP)ニューヨーク本部専門委員、同スーダン事務所副代表、民社党国際局長。そのほか、選挙国際監視団(フィリピン、カンボジア、ネパール、モンゴル)など国際活動多し。 中東、特にイスラエルに関する著書、論文、開発援助,ODA(政府開発援助)関連著書、論文、訳書多数。 でも、これはほんの名刺代わり。 |
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遊び人タグチ 実は、このおばさん、とんだ遊び人だったのだ。 どんな遊びをしたかって? ●登山。 日本山岳会に所属していてヒマラヤ、中南米の山、ヨーロッパの山を多数登頂。日本ウルトラ山岳ランニングクラブにも所属。 ●自転車。 89年、オーストラリアの1200kmレース完走(6日間)。 ●クロスカントリー・スキー。 フィンランド75kmレース、スウエーデン85kmのほか、オーストリア、イタリア、フランス、スイス、ノルウエーなど、ヨーロッパのメインレースを完走。国内レースでも北海道湧別80kmに9回完走、札幌スキーマラソン、本州の大会でも優勝、入賞多し。 ●マラソン。 パリ、ストックホルム、ヘルシンキ、アトランタ、ローマ、ロンドン、ホノルル、シンガポール、セネガル、カトマンズ、バングラデシュ、北京、リマ、リオデジャネイロ、バンクーバー、etc. ●ウルトラ・マラソン。 サロマ湖100kmマラソン9回完走。山口250kmレース、和歌山120kmレース、そして93年、モロッコのサハラ砂漠マラソン200km完走(7日間)。 ●街道歩き。 京都から東京までの旧東海道を6日間で走歩。ほかに、東京から京都、静岡から直江津、名古屋から金澤、東京から日光など超長距離走歩に挑戦。四国遍路、熊野古道などの旧街道も走歩。今年4月には、中山道(日本橋〜京都)を高齢のおばあさんたち(最高80歳)を連れ3年半かけて完歩したばかり。 どうです。驚くでしょ。 3日間滞在し、露天風呂に入って、嵐のように飲んで語って帰りましたが、このおばさんにはいつも圧倒させられます。いや、命の泉が湧いてきましたぜ。 |
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田舎暮らしコンサルタント 7月7日(土)テレ朝『人生の楽園』、8日(日)日テレ『遠くへ行きたい』放映の余波で、てんてこ舞いしています。ホームページが紹介されたこともあって、来るは来るは、メールの山。3日間で100通を越えました。そのうちの1割は古い友人からで、これはなつかしい。 1割は見知らぬ人からのエール。これも単純にありがたい。ところが、あとの8割は相談メール。田舎暮らしへの悩み相談と、なぜか人生相談も。 相談なので返事を書かねばならず、夜中までパソコンと格闘です。 まさか、ここまで反響があるとは。それだけ、都会は住みづらくなってきているのかなあ。 |