平成19年6月13日 Vol 156
よかさ!
百足。
 「百足(ムカデ)噛まれお見舞い」ありがとうございました。
 お陰様でたいしたことはなくて…、と言おうとしたのですが、二日目になってからどんどん腫れ上がって、普段のカモシカのような足から、知り合いのオバサン・K(仮名)のような、あるいは琴光喜のような足になってしまって、ジーンズがはけなくなってしまいました。ムカデの毒というのはすごいもんだと、改めて思い知らされております。
 しかし、強い人はいるもので、父ちゃんの友だちのYちゃんという女性は、つい先日、夜中に寝ていて目の上を噛まれ病院へ駆け込みましたが、顔が生まれつき丈夫なのか、軽傷で済んだそうです。ちなみに、彼女は北海道生まれです。
 さて、ここで質問です。
 ムカデは漢字で書けば、「百足」ですが、本当に足が100本あるのでしょうか。もしないとすれば、あるいはもっとあるとすれば、では何本でしょうか。さあ、答えて下さい。父ちゃん、捕まえてちゃーんと1本ずつ数えたんだから。
 (正解は、下記に) 
 
主夫(おとこ)のみち。
 ♪わたしが刻んだ 玉ねぎは
  あとで聞いたら ニンニクだった
  うぶなわたしが いけないの
  二度としないわ 料理なんて
  これが主夫(おとこ)の みちなのね〜
  (ぴんからトリオの、「女のみち」風に)
  
  近頃、すっかりお出かけに目覚めてしまったわが家の同居人は、漁の手伝いはしない、田んぼは見ない、昼飯も作ってくれないで、ひとり残された父ちゃんは、昼飯を自分でつくらなければ欠食児童になるのであった。昨年はパスタに挑戦し、ちとやる気を見せたのだったがやっぱし飽きてしまって、いまはもっぱら即席ラーメン一筋。それもいちばん簡単な素ラーメン。何も足さない、何も引かない。
 先日、たまたま台所で玉ねぎを見つけたので、皮をむき刻んで入れてみた。ところが、これがグニャグニャしてちっともうまくない。てゆーか、なんか気持ち悪いので吐き出してしまった。そうか、最初に炒めてから入れなければいけなかったのか、と反省したのだったが、あとで、帰ってきた同居人が、「ここにあったニンニク知らない?」と聞くではないか。はあ?
  
読書。
 肩や腕や腰や足が痛いので、漁も畑もやらず、今月は家の中で寝ころんで本ばかり読んで過ごしている。寝ころんでいると涼しい風が気持ちいいので、ついうとうとと眠ってしまう。それでも寝ては起き、起きては読み、結構読みこなした。と言っても、たいした本は読んでない。ざっとこんなところだ。(☆は独断的面白度です)。
 北野武の、『全思考』 ☆☆☆☆
 中島らもの、『何がおかしい』 ☆☆☆☆
 秋山祐徳太子の、『ブリキ男』 ☆☆☆
 スコット・フィッツジェラルド(村上春樹訳)の、『グレート・ギャツビー』 ☆
 山本一力の、『東京江戸歩き』 ☆☆☆
 嵐山光三郎の、『新素人包丁記・海賊の宴会』 ☆☆☆☆☆ 

 マラソン。
 右足ふくらはぎが肉離れで走れない。
 自転車はやっと乗れるようになったのだが、ジョギングはまだできず、仕方なくウオーキングをしている。しかし、このウオーキングというのは、カラダにはいいと聞くのだけど、まどろっこくていけない。歩くより走っちゃったほうがなんぼかラクだ。いくら早足にしても進み方が遅いのでストレスがたまる。せっかちな者には逆に、あんましカラダによくないのではないか。
 走れないと余計走りたくなるもので、そういえば昔はよく走ったもんだと思い出して、昔の記録をまとめてみた。と言っても、公表するには恥ずかしものばかりなので実はいままで隠しておいたのだが、えーい、いいやと開き直って出してみた。プロフィルの、「マラソン」というところにあるので、マラソンの好きな人は見て下さい。

☆回答・ムカデの足は左右18本ずつ、合わせて36本です。知らなかったでしょ。