2017年天文台開館予定
2017年の天文台開館予定は
こちらを参考にしてください。
今日・明日の星空指数
今日・明日の長崎の星空の状況は
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星空情報へのリンク
今月の星空情報は
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天文部会は、長崎県民の森に設置された天文台を活動の拠点としており、毎週土曜日
と連休の中日や夏休み期間の金曜日の夜に一般公開しています。
星の光は微弱ですので、街灯や建物の明かりで溢れる街中では、見える星の数もぐっ
と減ってきます。その点、長崎県民の森は市街地から離れた山間部にありますので、星
を見るにはとてもよい場所に位置しているといえます。街中では見えないものが、県民
の森では見えてくるし、見えているものもより明確に見えてきて、いろんな宇宙の表情
を感じることができるようになります。
現在環境問題で取り上げられるのは、大気や水や森や海洋そして生物など地球上のも
のとそれに関わる人間の話題がほとんどと思いますが、それらは地球以外の天体の影響
を大きく受けていますし、地球も宇宙の一部であり、その関係は切り離すことはできま
せん。
普遍に思われる宇宙も実際はそうではなく、どんどん変化しています。ただ、そのス
ケールがあまりにも大きくて、人間の感覚ではなかなか感じることができないだけだと
思います。天文台でいろいろな星を見ることで、宇宙の存在を通し、私たちの地球、身
の回りの環境についてなにか感じ取ってもらえればと思いながら活動しています。
特筆すべきは、そのメインの設備である望遠鏡でしょう。口径は20センチでレンズ
には特殊光学ガラスを使用しており、シャープでコントラストもよく、安定した星像を
見ることができます。
そしてもうひとつ、望遠鏡を見るところが自由に位置を変えることができるのが大き
な特徴です。大人も子供も車椅子を使っている人も体勢を変えることなく望遠鏡をのぞ
くことができます。
(写真はワンダーアイで観測中の様子)
天文台は年間を通して毎週土曜日と連休の中日や夏休み期間の金曜日の夜に一般公開
しています。見ることができる星々は、季節やその年月でさまざまですので、その時で
見えるものを望遠鏡で見てもらうだけでなく、天文台の外でも星座などの説明を行って
います。
その他、日食や月食など特異な天文現象の観測会、また、天文部会で企画したイベン
トを行っています。
最近のイベント 「スターウォッチングネットワーク(星空継続観察)環境省」「星座
早見盤をつくろう」「望遠鏡をつくろう」「双眼鏡・望遠鏡使い方教室」
森の天文台 |
口径20cmフローライト屈折望遠鏡 |
20cm主望遠鏡 |
星空と天文台ドーム |
「望遠鏡をつくろう」のようす |
望遠鏡で見てみよう |
イベント「星座早見盤つくり」で作りました。 |
作った望遠鏡で、さっそく観察 |
月明かりに浮かび上がる天文台 |
県民の森天文台 |
月 | 日 | 天文現象 |
---|---|---|
1月 | 3日 | しぶんぎ座流星群が極大 | 4日 | 地球が近日点を通過(距離 0.983AU) |
6日 | 上弦 | |
9日 | アルデバラン食 | |
12日 | 満月 | |
20日 | 下弦 | |
28日 | 新月 | |
2月 | 4日 | 上弦 |
7日 | 木星が留 | |
11日 | 満月 | |
19日 | 下弦 | |
26日 | 新月 | |
3月 | 5日 | 上弦 |
12日 | 満月 | |
21日 | 下弦 | |
28日 | 新月 | |
4月 | 1日 | アルデバラン食 |
4日 | 上弦 | |
6日 | 土星留 | |
8日 | 木星衝 | |
11日 | 満月 | |
19日 | 下弦 | |
22日 | こと座流星群が極大(月明かりの影響がほとんどない) | |
26日 | 新月 | |
5月 | 3日 | 上弦 |
6日 | みずがめ座η流星群が極大(2〜3日の未明が見頃、月は沈んでおり好条件) | |
11日 | 満月 | |
19日 | 下弦 | |
26日 | 新月 | |
6月 | 1日 | 上弦 |
3日 | 金星が西方最大離角 | |
9日 | 満月(今年最小の満月) | |
10日 | 木星が留 | |
15日 | 土星が衝 | |
17日 | 下弦 | |
24日 | 新月 | |
7月 | 1日 | 上弦 |
4日 | 地球が遠日点を通過(距離 1.017AU)(太陽から最も離れる) | |
9日 | 満月 | |
17日 | 下弦 | |
23日 | 新月 | |
25日 | 水星食 | |
30日 | みずがめ座δ南流星群が極大/やぎ座α流星群が極大(夜半頃月が沈んだ後は条件がよい) | |
31日 | 上弦 | |
8月 | 8日 | 満月/部分月食 |
13日 | ペルセウス座流星群が極大(見頃は13日未明。1時間に35個程度。月が明るいため条件は悪い) | |
15日 | 下弦 | |
22日 | 新月 | |
29日 | 上弦 | |
9月 | 6日 | 満月 |
13日 | 下弦 | |
20日 | 新月 | |
28日 | 上弦 | |
10月 | 4日 | 中秋の名月 |
8日 | 満月 | |
6日 | りゅう座流星群(ジャコビニ流星群)が極大(月明かりの影響がない) | |
10日 | おうし座南流星群が極大(月明かりの影響がない) | |
12日 | 下弦 | |
20日 | 新月/オリオン座流星群が極大(夜半頃に月が沈む) | |
21日 | オリオン座流星群が極大(月明かりの影響がなく、条件がたいへんよい) | |
28日 | 上弦 | |
11月 | 1日 | 十三夜 |
4日 | 満月 | |
11日 | 下弦 | |
12日 | おうし座南流星群が極大(月明かりの影響がない) | |
18日 | 新月/しし座流星群が極大(月明かりの影響がない) | |
27日 | 上弦 | |
12月 | 4日 | 満月 |
10日 | 下弦 | |
14日 | ふたご座流星群が極大(月明かりの影響がなく、条件は比較的良い) | |
18日 | 新月 | |
26日 | 上弦 |
年 | 月日 | 天文現象 | 解説 |
---|---|---|---|
2012年 | 5月21日 | 金環日食 | (食の最大 7時30分頃 ) (食の終り 8時43分頃) 長崎県内では残念ながら金環日食になりませんが、金環に近い姿(食分0.924)を見ることができます。九州南部に行くと、金環日食になります。 (写真をクリックしてください) |
2012年 |
6月 4日 |
部分月食 | ![]() 食の最大(0.376)20時3分頃 部分食の終り 21時7分頃 |
2012年 |
6月 6日 |
金星の日面通過 |
(7時11分〜13時47分)21世紀最後の金星の日面通過 |
2013年 |
8月13日 |
ペルセウス座流星群 |
ペルセウス座流星群が好条件 |
2014年 |
10月8日 |
皆既月食 |
![]() 皆既食の始め 19時24分頃 食の最大 19時54分頃 (食分 1.171) 皆既食の終り 20時24分頃 部分食の終り 21時34分頃 |
2015年 |
4月4日 |
皆既月食 |
![]() 皆既食の始め 20時54分頃 食の最大 21時00分頃 (食分 1.005) 皆既食の終り 21時06分頃 部分食の終り 22時45分頃 |
2016年 |
3月9日 |
部分日食 |
(食の最大 10時43分頃 食分0.215) |
2017年 |
1月31日 |
皆既月食 |
![]() 皆既食の始め 21時51分頃 食の最大 22時29分頃 (食分 1.321) 皆既食の終り 23時08分頃 部分食の終り 0時11分頃 |
2018年 |
7月31日 |
火星大接近 |
0.385天文単位まで接近 1天文単位=1.50×108km |
2019年 |
1月6日 |
部分日食 |
(食の最大 9時46分頃 食分0.298) |
2019年 |
12月26日 |
部分日食 |
(食の最大 15時25分頃 食分0.357) |
2020年 |
10月6日 |
火星大接近 |
0.415天文単位まで接近 |
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