ドラフス


1587年『実伝ヨーハン・ファウスト博士』(松浦純訳『ドイツ民衆本の世界3 ファウスト博士』icon国書刊行会)
 しんがりはドラフス。西つ足は短く黄色と緑、背のほうは茶色、腹は炎のような青、しっぱは赤っぼい。
 ファウストの物語はゲーテの専売特許では無く、何人かの作家たちが描いているが、これはその最古のものとされる。この中に7人の悪魔(ルチフェルベルゼブブアシタロテ、サタン、アヌービス、デュティカヌス、ドラフス)が登場するシーンがあり、その中で最後に出てきた悪魔の名である。しかし、これ以外でこの名前を私は聞いたことが無い。ファイル名のスペルもテキトーなので、信用しないように。


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